チタン結婚指輪個有のカラーリングを意匠に活かす開発研究

チタンリングの色彩 【赤】

チタンの化学変化による色の不思議をチタンふぇちの立場からアクセサリー加工に活かす実例。
着色でないメタル本来のカラーを研究し、彫金に取り入れます。いわゆる銀色と広く呼ばれる金属全般には、実は色々な発色があり、 反射によりさまざまな色彩を放ちます。

チタンの赤またはピンクまたは赤紫
チタンリング 赤紫
カラーリングの世界では、赤の原色をマゼンダという呼称がつけられています。
色彩を駆使するデザイナーが一般に使う色名です。

いわゆる赤(または朱色)は、原色のマゼンダにイエローを混色することで、初めて私たちが日常「赤」と呼ぶ色が出来上がります。この、マゼンダは、ふつうデザインに関わる方でない方々からは広くピンクとも呼ばれることが多く、黄色味の混じりけの無い色を形容される言葉として、ピンクは幅広い色彩を指すことがあります。

チタンの赤系のことも、広くピンクと呼ぶひとが居ます。
赤がライトに反射して彩度の高いマゼンダ系の発色をし、光を直接当てないところでは、赤、または紫がかった赤として映ります。指輪のデザイン状影になった部分は赤茶または赤紫色のチタンに映ります。網膜まで視覚的に色が目に映るには光の加減が影響して見えますので、一概にチタンの赤はこの色だといいずらいのですが、あえて形容するとマゼンダ系の赤と言えると思います。
色素に使われる有機化合物などの試料: 色素 酸化染料