金属の地色について、チタンの色の見え方と相関する構造を例にとり、不思議な金属の色彩を探ります。
チタンの色とはどんな色かイメージするのが難しい金属色を、身近に加工するうえでどう活かすか検証します。
カラーリングと言うと着色を連想しがちですが、チタンにはチタン自体が成膜する皮膜により干渉色を放つ特性があります。
耐アレルギーの金属により、金属アレルギーでも結婚指輪を安心して着けていられます。
この発色はカラー塗料を塗布しているのではないので、金属がより結晶化して酸化を防ぎ金属としての化学反応性を失った状態に安定します。
色がつくことで、より安全度の向上した肌に優しいリングになります。
医療の現場のみならず、建築や農業の光触媒にもチタンが使われ、化粧品業界、食品業界にもチタンの有効性が実証されています。
つまり実際に活用されて安全性が証明されているから安心して薦められるのです。